アローワ

出願番号 19974
出願年月日 2006/07/24
出願公表の年月日 2006/11/17
登録番号 17442
登録年月日 2009/02/24
育成者権の存続期間 25年
育成権の消滅日

全体 塊茎 草姿
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概要

アローワは早期肥大性が高く収穫量が多い早生品種です。疫病に強く揃いが良いのも特長です。休眠が短く、西南暖地であれば二期作も可能ですが、排水が悪いと2次成長して形状が悪くなるので注意が必要です。溶けるような食感で良食味。鹿児島県の離島で面積拡大中の品種です。
鹿児島県が育成して種苗登録出願中の「しまあかり」と「しまクイーン」の父(花粉親)である。

栽培ポイント

登録品種の植物体の特性の概要

そう性は中間型、個重型・個数型の別はやや個重型、幼芽の色は紫、茎の長さはやや短、茎の太さはやや太、茎色(1次色)は緑、茎色(2次色)は赤紫、茎色(2次色)の分布は斑紋、分枝数はかなり少、葉色は緑、小葉着生の粗密は粗、花の数は稀、花色(1次色)は紫系、花色(2次色)は白、花色(2次色)の分布はしま、ふく枝の長さは短、いも着生の深浅は中、いもの長短は長、いもの扁平度はかなり弱、いもの形は楕円形、皮色(1次色)は黄、皮色(2次色)は無、目の深浅は極浅、肉色(1次色)は淡黄、肉色(2次色)は無、枯ちょう期は早、早期肥大性はやや速、上いも重はやや少、上いも数は中、上いも平均1個重はやや小、肉質は中である。
出願品種「アローワ」は、対照品種「メークイン」と比較して、肉色(1次色)が淡黄であること等で区別性が認められる。対照品種「チェルシー」と比較して、頂小葉の大きさが極大であること、肉色(1次色)が淡黄であること等で区別性が認められる。

品種登録者の名称及び住所

GERMICOPA BREEDING

登録品種の育成をした者の氏名

Eric Bonnel




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