東京の港区から来たという40代の婦人団体の一人が、くやしそうにこう言った。「焼き芋って高いのよね。この前、石焼き芋を買ったら2本で2500円も取られちゃった」 それを聞いた周りの人が、「そうそう。うちもやられちゃった」と同調した。
わが国の商品は正札販売が普通だが、焼き芋はgいくらの表示が無い場合が多い。そのため法外な値段を吹っかけられ、にがい思いをする人が跡を絶たない。ところが最近、川越に軽4輪の面白い石焼き芋屋が現われた。マイクでこうやりながら町の中を流している。
いしやーきいも 焼きいも
100g 100円の安心価格です
いしやーきいも 焼きたて
一人前 250円ぐらいですよ
いかがです
昔ながらのオジサン声だが、これならだれでも安心して近付ける。バブル崩壊後の大不況で、焼き芋商法も変わりだしたようだ。