1.魚との組み合わせ

【ベイク(蒸し)ポテトのトッピング添え】
1 レンジ用蒸し器に洗ったいも(水がついたまま)を入れる。
2 100g3分をめやすにレンジをかける。(自動あたためキーでは2回チンする)
3 たらこ、イカの塩辛、いくら、カマンベールチーズなどのトッピングをしていただく。
(料理教室でも大好評)
注:
・いもはキタアカリなどの粉質のものが適します。
・蒸し器がない場合は、ラップで包んでもできますが、熱いうちにあけて水分を逃がすこと。
・トッピングはバターやマヨネーズだけでなく、和風のものも良くあいます。

【サケとじゃがいものコロッケ】
1 いもは皮むきして蒸す。
2 甘塩のサケを焼いてフレークにしておく。
(チャンチャン焼き、サケ缶でも良く量はじゃがいもの1/2から1/3程度)
3 火が通ったら「いも」は熱いうちにマッシャーでつぶす。
4 これを混ぜ、温かいうちに成形する。(俵型1個35~40g)
5 薄力粉、ときたまご、パン粉の順につける。
6 180℃の油で2分、揚げる。
注:
・高でん粉のベニアカリやでんぷん原料用のコナフブキなどが適します。
・油の少ないブナザケを使って試作しているが、みそ風味(チャンチャン焼き)、
 塩サケが好評であり、原料が安いことから給食用需要が期待されています。
・ブナザケとはサケが川に遡上するときに、体色が婚姻色に変化したもので、
 肉はピンクでも商品価値が全くなくなるのです。

【サケの骨と皮付き小いものスープ】
1 じゃがいもはホッカイコガネかメークインの小いも、骨はレモングラスの茎を入れてスープを取る。
2 味付けは、塩、こしょう、最後にコリアンダーを散らす。

2.ヨーロッパ風のじゃがいも料理

【スイス風】
1 じゃがいもを細かく薄くスライス(プラスティックのスライサーetcを利用)し、
 塩こしょうを隠し味程度にいれ、混ぜる。
2 フライパンでパンケーキとして焼く。目玉焼きを2個作り、
 黄味が柔らかいうちにパンケーキの上にのせ、たまごを崩しながら食べる。
3 味付けはスイスでは塩または、醤油。

【デンマーク風】
1 直径3センチぐらいの小粒の新じゃがを用意し、皮付きのままゆで、ゆであがってから、皮をむく。
2 バター3センチぐらい、砂糖大匙3杯ぐらいをフライパンで熱し、
 バターと砂糖が溶けたところに、皮をむいたじゃがいもをいれ、からめる。

3.給食ヒットメニュー

【たこあげ】
1 じゃがいもは洗って皮をむいて切り、やわらかくゆでて、湯を捨ててつぶす。
2 ベーコン、ねぎ、たこを細かく切り、ボールの中であえ、ピンポン玉程度の団子にまるめる。
3 ころもを作って団子につけ、油で揚げる(170℃、5~6分)。キツネ色になったら取り出す。

4.即席料理

【シャキシャキサラダ】
1 じゃがいもは皮をむき、千切りにして水を張ったボールにさらす。
2 たっぷりの湯に入れてシャキシャキ感が残る程度にゆがく。
3 タマネギをスライスして水にさらす。
4 水気を切ったじゃがいもとタマネギにニンジンの千切りを入れて、上にパセリなどを乗せる。
5 酢味噌、ミソマヨネーズ、からしマヨネーズ、和風ドレッシングなどの
 好みのドレッシングであえていただく。
注:
・いもは「とうや」や「キタアカリ」が適します。
・煮すぎないのがコツです。いもとは思えない美味しさです。

【ジャガもち】
1 ジャガイモをふかしてつぶす。
(ローズマリーをほんの少しみじん切りして混ぜると香りが豊か)
2 小麦粉を3分の1ぐらい入れてこね、まとまってきたのを丸めて平たくして、
 オイルで両面がキツネ色にこんがりするぐらいに焼く。
3 両面焼いて、中まで火が通ったらショウガ醤油でいただく。

【お好み焼き】
1 日光に当っていない「ベニアカリ」や「コナフブキ」を選んでよく洗う。
(男爵薯やメークインではでん粉が少なく、すりおろして時間が経つと黒変する)
2 皮つきのままおろす。(皮の近くには蛋白質、ビタミン、ミネラルが多いので、皮つきがお勧め)
3 テフロン加工のプレート、底の平らななべなどに、
 あまり厚くしないようにあけその上にみじん切りキャベツ、ハムの細切り、
 おかか、ゆでたイカ、ショウガなどをのせる。
5 さらに少しおろしたものをかぶせ、ひっくり返す。
6 焼けたらマヨネーズ、ケチャップ、ソースなどをかけて、熱いうちにいただく。