趣旨

近年、南九州で猛威を振るっていたサツマイモ基腐病は、研究成果に基づく防除対策への取組み等により令和4年度は前年に比べると被害が大きく軽減しています。しかしながら、令和5年度は5月中下旬に南九州で発生に関する注意報が出された後、梅雨期の降雨も多く、今後の動向が懸念される状況にあります。
このため、8月末を目途に本年における被害の発生状況や防除対策への取り組み状況、抵抗性品種など最新の研究成果についてレポートし、情報交換を行います。

内容

日時2023年8月31日(木)13:30~15:30
会場Zoom ウェビナーによるオンライン開催
定員500名(申込先着順を予定)
参加費無料。
所定のフォームにより事前に参加を申し込み、後日、事務局からメールでリンクを案内します。
主催日本いも類研究会
一般財団法人いも類振興会
申込方法参加申し込みは、以下のリンク先の入力フォームに所要事項を記入して送信してください。(申込フォームが別ウィンドウで開きます)
>> 情報交換会申込フォーム

・第5回情報交換会の参加申し込みの締切は8月28日(月)18時です。
・送信ボタン押下後に記入したアドレス宛に、自動的に「第5回サツマイモ基腐病情報交換会 参加申し込み完了」というタイトルのメールが届きます。
・上記のメールが届かない場合、メールアドレスが間違っている可能性がございます。正しいメールアドレスを入力して再登録してください。
・内容を修正する必要がある場合は、同じ氏名・メールアドレスで再登録してください。
プログラム【座長】日本いも類研究会会長(元福島県農業総合センター所長) 小巻克巳

(1)令和5年度における被害の発生状況と防除対策等の実施状況
・鹿児島県における取組み
鹿児島県農政部農産園芸課サツマイモ基腐病対策班技術主幹 西原 悟
・甘藷種苗生産施設(仮称)の建設
霧島酒造株式会社製造本部原料部副部長 松原 史

(2)新品種の育成や排水対策等に関する研究成果
・新品種「みちしずく」について
農研機構九州沖縄農業研究センター暖地畑作物野菜研究領域 カンショ・サトウキビ育種グループ長 小林 晃
・圃場の排水対策(表面排水及び地下排水)について
農研機構九州沖縄農業研究センター暖地畑作物野菜研究領域 畑土壌管理グループ 上級研究員 島 武男

(3)情報交換<1時間程度>
パネリストによる情報交換のほか、参加者からの質問に対してはZoom ウェビナーのQ&A機能で回答します。

※サツマイモ基腐病発生生態と防除対策 技術者向け(令和4年度版)令和5年5月を、ぜひ読ん
でおいてください。
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/stem_blight_and_storage_tuber_rot_of_sweetpotator04.pdf

※当日の概況については、当ホームページや(一財)いも類振興会の「いも類振興情報」(年4回の季刊誌)に掲載予定です。
※情報交換会内で回答できなかった質問等については事務局で確認し、後日回答します。